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2017年08月23日

注文住宅 耐震性の高い住宅のコツ

地震の発生確率などが紙面に出る事がありますが、実際に起こった地震はその確率が低いところなど地震大国日本に住んでいる以上は注文住宅と耐震性は切っても切れない仲です。 注文住宅は規格住宅や建売住宅と違って一から間取りなどが考えられるのがその魅力の一つです。 思い描いた暮らしが出来るよう、家事などがし易いようにとあれこれ考えるのは大変ですが、楽しい一時です。 しかし、間取り優先で考えてしまうとイビツな形になってしまったり、2階と1階の壁の位置がバラバラになってしまったりと骨組みに問題のある耐震性の低い注文住宅になってしまう恐れがあります。 住まい手が考えられた間取りは失礼ながらその傾向が強いです。 いくら強い耐力壁や最新の装置を導入したとしても、骨組みの悪さはカバーしきれなく耐震性の低い注文住宅となる恐れがあります。 そこで、順序が逆と感じられるかもしれませんが、まず形を整えて、1階と2階の壁の位置をそろえるなど、きちんとした骨組みを考えてから、間取りの検討に入る事をお勧めします。 こう言った作業を『架構を整える』と私達は呼んでいます。 注文住宅は間取りを一から考えるられるのと同様に耐震性も一から考える事が出来ます。 きちんと『架構を整える』事の出来るパートナーを探しだして耐震性の高い注文住宅を計画して行って下さい。

投稿者プロフィール

谷中幹工務店 谷中 伸哉
和歌山県田辺市で設計士工務店をしてます。


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