2017年11月17日プロの家づくりコラム
持ち家と賃貸、どちらがお得?
いなほ工務店の本(もと)です。
持ち家と賃貸、どちらがお得? という質問を度々うけます。
個人的には、各々の生活スタイルによってどちらが良いかは変化すると思います。
こと「金銭的」なお話になれば?これも個人差があります。
近年、車もシェアされる時代となっています。シェアハウスも登場しています。
大事となってきているのは、持ち家であろうと賃貸であろうと、「質」が問われはじめている時代という事です。
高度成長期の持ち家に対する考えは、とにかく家族の為に、買える家を買う時代でした。
家の質はあまり問題視されませんでした。安くて立地が良い物が求められていました。
バフル期には、一部の人々は豪華な家を求めましたが、価格が高騰し、一般的な家族は郊外で買える家を買われました。
現代では、選択肢が増えました。
インタ-ネットの普及により、必ずしも都会である必要もなくなり、また賃貸という選択肢も考える様になりました。
従って、家の「質」を追求する時代となってきました。
急速に変化する「質」に求めるもの
「質」について、近年急速に変化してきています。
「気密」「断熱」が当然の様に囁かれる時代は、ここ数年のお話です。
例えば、サッシですが、ほんの数年前迄は、樹脂サッシすらほとんど使われおらず、良い樹脂サッシを作るメ-カ-すら一部にしか存在しませんでした。
ペアガラスですら、当然になってからまだそんなに年数がたったわけではありません。
近年は、樹脂サッシ、半樹脂サッシ、ペアガラスは当然の様に使用され、その質が向上していっています。
ちなみに我々新住協は、そんな断熱、気密を日本において普及に努めた元祖といえます。
持ち家に比べ、賃貸は現在「質」に関しては少し劣っていますが、これから向上する事を期待します。
投稿者プロフィール
- 本(もと)峰久、大阪府豊中市生まれ、現在神戸市在住、建築、不動産を一筋に2006年に株式会社いなほ工務店を立ち上げました。高気密、高断熱、耐震等基本スペックを守りつつ、「拘りを持った家づくり」だけに縛られることなく、お客様のライフスタイル一番に考える家づくりを目指したいと日々、努力を重ねています。又、新築同様中古住宅のリノべーション、都市型3階建て等も得意としています。私自信、不動産業務も長年行っており、宅地建物取引士や不動産コンサルティング技能も取得していて、不動産にマツワルご相談もお気軽にどうぞ。
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