2017年07月02日プロの家づくりコラム
よくある代表的な質問を纏めてみました。
Q.金利って金融機関によって違うの?
A.はい。違います。地方銀行や信用金庫さんはほぼ横並びですが、ネット銀行や都市銀行、外資系銀行は驚くほどの違いがあります。
それには、借りやすい、優良顧客にターゲットを絞っている、超長期固定期間を扱っている等の特色があります。
保証料・事務手数料・適応金利・店頭金利・期間満了後引下幅等を総合的に見て判断したほうが良いかも知れません。金融機関の選定次第では建物のグレードアップ分が捻出できるかも?
A.自己資金は多いほうが良い?
Q.借入金額が多ければ金利負担が多くなりますし、当然毎月返済額が増えます。
しかし、手持ち資金をゼロにしてしまうと将来の予定外の出費が不安になる事もあります。
ライフスタイルに沿って計画しましょう。
今の低金利時代借入をして自己資金を手元に残しておいた方が良いのかも?
Q.余裕資金が出来ました。繰上返済したほうが良い?繰上返済は毎月の返済額を減らす方法か期間短縮か?
A.まず、繰り上げ返済をすれば、金利を払わなくてよい期間が発生します。
ただ、お手元に残しておくご資金も考えてください。と言っても繰り上げ返済をされるだけの計画性がある方なら問題ないでしょうが、考え方は何通りもあります。
繰上返済には返済期間を変えずに毎月返済額を減らす方法と、毎月返済額を変えずに期間短縮する2種類があります。
金利負担を減らす、総支払額を減らしたいなら断然期間短縮です。現在の毎月返済額にご負担を感じていなければ期間短縮をお勧めします。
(実例)ある会社の支店長が退職金で所有マンションの残金を完済し、不幸にもその後病気で亡くなられました。
残されたご家族の事を考えると繰り上げ返済や一括返済が良いのか?少し考えさせられました。。。
Q.家賃と同じ毎月返済額で良い?
A.マイホームを持つと賃貸の時には想像がつかない出費が出ます。
本コーナーの税金やメンテナンスをご参照にしていただき、毎月可能返済額をお決めください。
Q.金利の低い金融機関に借換した方が良い?
A.先のお話で、各金融機関も金利の激戦をたどっております。
借換には手数料や登記費用等の諸費用が掛かります。
それらを加味してお得になるようなら実行しましょう。
その前に、ひょっとしたら金利の引き下げに応じてもらえるかも・・・。
一昔前は金利のディスカウントなんて考えられなかったのに。
Q.各種疾病付き団信(団体信用生命保険)に入りました。生命保険の見直し時期?
A.昨今はオプションでがん団信や各種疾病に加入することが出来ます。
ただ、団信と生命保険の大きな違いは直接お金を受け取るか受け取らないかにあります。
将来ローンが団信によって賄われる内容を加味し、生命保険の見直しを行ってみても良いかも知れません。
投稿者プロフィール
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愛知県で高気密高断熱住宅と不動産売買をさせて頂いております小縣(オガタ)です。高気密高断熱住宅の奥の深さを知ってからは建築に対する認識がガラッと変わりました。
難しい用語・聞きなれない言葉等が多く出てきますが、お客様にもわかりやすくお伝えできればと思っております
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