一般社団法人 新木造住宅技術研究協議会(新住協)関西支部有志メンバーで構成するQ1住宅を施工可能な工務店・設計事務所、施工事例、イベント情報が満載

2017年06月23日

冬至、夏至を考えるパッシブ設計

こんにちは、いなほ工務店 もとです。だんだん暑くなってまいりました。日本の夏は暑いですね! 我々新住協は、高気密、高断熱を得意としていますが、その中でも自然の力を利用したパッシブな考え方も、しっかりしております。 特に冬場に太陽の力を利用する考え方(ダイレクトイン)を良く考え設計を致します。 冬場太陽の力を利用するという事は、逆に夏場は太陽の力を遮る事が必要となります。 最近のデザイン住宅は、屋根の軒の出がほとんどない住宅を良く目にしますが、軒という物は、建築の制限が関係のない場合、とても有効な物だという事を今回お伝えしたいと思います。 下の写真は、いなほ工務店 田能モデルハウスです。見学はお気軽に!! http://inaho-re.com/modelhouse/biohouse.php k 下の図面をご覧下さい。 日本には、四季があります。とても良い事です。夏場と冬場の太陽の光の角度はかなり違う事を、皆様は自然に理解はされていると思いますが、どの位違うかご存じでしょうか? 図面は、冬至と夏至のラインを落としています。 軒という物は、日本では昔からこの事を自然(パッシブ)に解決する為(他のメリットもありますが)に、当然の様に建築されてきた物です。 我々は、そのあたりまえの事を あたりまえに建築する事により、更なるエネルギー使用削減に取り組んでいます。 軒の出の幅、サッシの位置、サッシの種類を匠に操り設計致します。 軒があれば、ツバメが巣を作りにきたりもします。 昔からの良い部分はそのまま残していきたいと思います。

投稿者プロフィール

株式会社いなほ工務店 本峰久
本(もと)峰久、大阪府豊中市生まれ、現在神戸市在住、建築、不動産を一筋に2006年に株式会社いなほ工務店を立ち上げました。高気密、高断熱、耐震等基本スペックを守りつつ、「拘りを持った家づくり」だけに縛られることなく、お客様のライフスタイル一番に考える家づくりを目指したいと日々、努力を重ねています。又、新築同様中古住宅のリノべーション、都市型3階建て等も得意としています。私自信、不動産業務も長年行っており、宅地建物取引士や不動産コンサルティング技能も取得していて、不動産にマツワルご相談もお気軽にどうぞ。


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