2017年06月05日プロの家づくりコラム
燃費半分で暮らす家の紹介です。
ダイシンビルド 清水です。
今回は高断熱住宅が気になっている方に特におススメの本をご紹介いたします。
私達が入ってる一般社団法人新住協の本です。
新住協の代表理事 鎌田 紀彦教授が監修されています。
下の赤い「燃費半分で暮らす家」が2015年3月に出版され、緑の「燃費半分で暮らす家増補版」は2017年1月に出版されました。
内容は一般の方から業界の工務店、設計事務所さんまでが読める内容です。
少し紹介いたします。
鎌田 紀彦氏は国立室蘭工業大学の現名誉教授です。
新住協は鎌田 紀彦名誉教授が指導をする団体で工務店・設計事務所を中心に大学や公共機関まで参加する、特定の営利団体(企業)から独立した展開をする開かれた民間の住宅技術研究団体です。
燃費半分で暮らす家はネットや偏った住宅技術では無く、高断熱住宅を本当に理解できる本になってます。
そしてどうすれば燃費半分で暮らす家になるのかを解説をしています。
私達が勧めるQ1住宅は全室暖房をして国の省エネルギー基準の暖房エネルギーを半分以下にする高性能住宅です。
北海道でちょうど半分、東北で1/3、関西では4/10ぐらいをQ1住宅と呼びます。
簡単に言えば冬場の11月から3月ぐらいまでの暖房費が一ヵ月1万円の約5万円で全館暖房で24時間暖房をされてる家が年間2万円以下になる超低燃費住宅です。
正直なお話、北海道では暖房費は大きく暖房費が半分になると家計が全然違います。
「燃費半分で暮らす家の本」の中では大阪等の夏の事も書いています。
夏の暑さ対策や夏を涼しく快適になる技術の紹介もあり温暖地域の関東以南でも十分参考になります。
そして断熱リフォームに関してもかかれています。
私も何度か断熱リフォームをさせて頂きましたが、夏の暑さ、冬の寒さから解放されます。
その他色々と高断熱住宅の正しいお話がまとめられています。
情報過多で頭の中を整理するのにもちょうどいい本だと思います。
私達のイチオシの本です。
最後に高断熱・高気密との言葉は鎌田教授が造った造語です。
高断熱にすると高気密が大事になります。言葉を合わせて高断熱・高気密になりました。
高断熱・高気密を造った本人が監修した本なので間違いないです。
投稿者プロフィール
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関西で高断熱住宅を建てて10年以上になります。
試行錯誤を繰り返しやっと「関西でちょうどいい高断熱住宅」を提案出来るようになりました。
快適な暮らしづくりの為にも高断熱・高気密の
技術は大切です。
しかし、この技術は快適な暮らしの要諦のひとつにしか過ぎません。お家づくり、リノベーションの際には敷地条件、家族構成により優先順位はさまざまです。十人十色のお家づくりを楽しみながら一緒に出来たらと思います。
お気軽に何でもご相談下さい。
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