2017年09月15日プロの家づくりコラム
高断熱住宅 断熱材はどれが最強?
断熱材は多く、メーカや業者さんがそれぞれ自社のいい点を並べています。
施主さまは勉強すればするほど混乱に陥りますよね。
いくら断熱をしても、熱は断熱材を通過し必ず逃げていきます。
ただ、断熱材の種類と厚みで逃げる程度が違います。
断熱で住み心地や光熱費に影響をおよぼしますので、家全体のコストに対する比率が小さいので、できるだけいい物を使うべきです。
高断熱住宅をつくる上で、断熱性能を比較する術の一つ、Rという数値(熱抵抗値)を使うととても簡単、きわめて有効です。
1/(熱伝導率/材料の厚さ)=材料の厚さ[m]/熱伝導率[W/(m・K)] で求められます。
この値が大きいほど、熱が伝わりにくい、断熱性能が高いということです。
断熱材の熱伝導率数値がいいから断熱性能が高いという事ではなく、厚さも重要なんです。
R値を理解すれば自分の判断と責任のもと高断熱住宅の家作りを考えられます。
投稿者プロフィール
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「家は施主様にとって一世一代の買物」という言葉がありますが、私はそうは考えていません。
住まいは50年、100年先にも通用する構造の強さと、省エネシステムなどテクノロジーの進化に合わせて設備をアップデートできる仕組みさえ備えていれば、世代を超えて住み継ぐことができると私は考えています。
その子どもたちにまで大切に受け継いでもらいたいと願います。
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