家づくりに役立つお勧めの本

『家づくりを考え始めたけど、情報が多すぎてよく分からない』
『間取り?設計?プラン?結局どうするのが正しいのか分からない』
『ネットを見ても本屋を見ても、情報が多いうえに書いていることがバラバラ。どの本がどういいの?』

等、家づくりでお悩みではありませんか?
今回のコラムでは、家づくりを行う際、実際にお施主さんにおススメした本をQ1住宅部会メンバーがご紹介します。
どれも家づくりのプロが読んで役に立つ!自分のお施主さんにぜひ進めたいと感じた本です。
計8冊の、家づくり関連本になります。
ぜひ一度手に取ってみてください。

1:住まいの基本を考える 堀部安嗣著

ダイシンビルド代表清水一人がおススメする1冊は堀部安嗣氏の「住まいの基本を考える」です。

日本の住宅業界に大きな影響を与えている堀部安嗣氏初の本格住宅論として発売当時から話題になった本です。
この本では「住まいの基本」を知ることができます。
住まい手さんのインタビューも載っており、建てる側と住む側。両方の話が一冊で読めるのも魅力です。
人が感じる情緒と機能性。相反するようで住まいには必要不可欠な要素が、本当の心地よさとは?をテーマに書かれています。
住宅建築の名手が追求していく、住宅の形。
立地や広さ、プランだけでなく、コストや生涯建てた家で暮らし続けるために、家づくりを行う前に知っていただきたい内容が詰め込まれています。

2:「小さな家」70のレシピ 伊礼智著

谷中幹工務店代表谷中伸哉がおススメする1冊は伊礼智氏の「「小さな家」70のレシピ」です。

この本では外部も含めた心地よい居場所でゆたかにすごす考え方や工夫を知ることができます。
伊礼智氏は家づくりを考えられた方なら一度は目にされたことがあるのではないかと思うほど、有名な建築家です。
小さな暮らしやシンプルな暮らし方を提唱されており、こちらの本も「小さな家」をテーマに、心地いい暮らしを実現するために役立つ情報が豊富に掲載されています。
写真や間取り図も数多く掲載されています。
自分がどういった暮らしを望むのか、自分たちの好みはどういったものなのか。
写真を眺めながら家族で話し合ったり、工務店や設計事務所に希望を伝える際にも役立つ本になっています。

3:聖なる予言 ジェームズ レッドフィールド著

いなほ工務店代表本峰久がおススメする1冊はジェームズ レッドフィールド著「聖なる予言」です。

直接家づくりには関係のない本のご紹介です。
一見するとスピリチュアルな本にも感じますが、ペルーで発見された9つの知恵を探求する物語が書かれています。
物事の考えかたがフィクション小説として書かれています。
様々な人物が登場しますが、身の回りの人(自分も含む)に当てはめながら読むと、新たな発見がある内容です。
家族で暮らす家だからこそ、人と人とのつながりを考えて家づくりを行っていただきたい。
そんな思いからおススメしています。


4:私の住居・論 林 昌二著

AD HOUSE岩佐薫がおススメする1冊は林昌二氏の「私の住居・論」です。

私の住居・論は約40年近く前の本です。
本屋での取り扱いがすでになく、古本でしか出会えないのがとても残念な一冊です。
著者である林昌二氏が自邸について書かれています。
林昌二氏は一般の方ならお名前よりも、設計された建物。例えば、中野サンプラザや新宿NSビルを設計された日本を代表する有名建築家とお伝えしたほうが分かりやすいかと思います。
そんな方が、自宅をどう設計したのか。
自身がその類まれな頭脳を休める空間としての家づくりを垣間見ることで、心地いい暮らしとはいったいどういうものなのか。
家に求めるべきものが何なのかが見えてきます。
古本屋で見つけられた際はぜひ手に取ってみてください。

5:『美しい住まいの緑』85のレシピ 荻野寿也著

丸協小牧支店の小縣がおススメする1冊は荻野寿也氏の「『美しい住まいの緑』85のレシピ」です。

人気造園家・荻野寿也氏が多彩な写真や図面をもとに庭造りを解説している本です。
家を建てる際には心地の良い庭を取り入れたい!と考えている方に読んでいただきたいとても素敵で目の保養にもなる1冊です。
掲載されている写真はとても簡単には手が出ない(費用的に)ものが多くあります。
ですがすべてを取り入れる必要は無い、そっくり真似する必要な無いからこそ、こんな庭が欲しいな。こんな庭を眺めながら生活したいなと、いう一つの目安としておススメしています。
庭のない、緑のない家が増えてきた現代だからこそ、緑の持つ力。緑が与える作用を実感することができる本です。
「家を建てるなら小さくてもいいから庭が欲しいな」と思ったら、ぜひ手に取ってご覧ください。

6:宮脇檀の「いい家」の本 宮脇壇著

オーブルホーム代表塩貝実がおススメする1冊は宮脇壇氏の「宮脇檀の「いい家」の本」です。

2004年に発行された住宅建築一筋の著者が「なぜ家を建てるのか」という疑問からよりよく生きるための道具である家という考え方を伝える一冊です。
人生最大の買い物と言われる家。
建てる前に貯金をし、建てた後も定年まで続くローン。
ほぼ一生ついて回る支払いにもかかわらず、制約が多いのが家づくりです。
妥協したくないからこそ様々な夢が膨らむけれど実現が難しい家づくり。
でも本当にそうなのか?家を暮らしの道具と考えることで見えてくる、心地いい暮らしの在り方。これから家を建てる方に、使い勝手の良さを追求する家とは、暮らしとは。を分かりやすく教えてくれる本です。
専門用語もほとんど使われておらず、素人が読んでも分かりやすく書かれているのが、本当に『家とはどうあるべきか』を伝えたい著者の気持ちが込められている感じがします。

7:「この家にしてよかった。」相沢健二著

自然工房の代表熊田がおススメする1冊は相沢健二氏の「「この家にしてよかった。」」です。

Q1住宅部会のメンバーが参加している新住協から発行されている本です。
新住協とは?Q1住宅とは?そんな疑問にお答えするとともに、全国の新住協会員が施工した家に住まわれているお施主さんを訪問にお話を伺った一冊です。
どんな経緯でQ1住宅を建てるに至ったのか。
建ててからはどんな暮らしをしているのか。
光熱費は?冬場や夏場の暮らしは?
お施主さんそれぞれに違う心地いい暮らしが物語風に書かれています。
Q1住宅を建てようかな?と悩まれている方にぜひ一度ご覧ください。
これからの暮らしがイメージでき、より家づくりを楽しんでいただけると思います。

最後に紹介する一冊は、新住協の生みの親。
鎌田氏の本音のエコハウスです。
高断熱住宅の問題点や疑問点など、エコハウスのまつわるあれこれが本音で書かれた一冊。
他のエコハウスに関する本では読むことができない内容が続いています。
エコハウス住宅を建てて失敗しないためにも、本物を見極める目を持ってほしい。
木造住宅高断熱工法の生みの親の一人である著者だからこその願いが詰まっています。
「エコハウス」「高断熱住宅」が気になったら、ぜひ手に取ってください。
建ててから後悔するより、建てる前のこの一冊です。

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