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2018年05月15日プロの家づくりコラム

高断熱住宅 冬と夏どちらが力を発揮するの?

高断熱住宅の真価を発揮するのは夏と冬なんです。

【冬】

厚い断熱材ですっぽり包まれている高断熱住宅は、昼間の日差しを上手く取り込む窓の配置し、冬でも日中の暖かさがそのまま保温されます。
暖かさが残れば暖房はいりません。暖房が必要になってもある程度の温度があるから暖房はわずかでいいんです。
だから省エネにも繋がります。家全体がまるでダウンジャケットで包まれているようなイメージです。

ある冬の朝の出来事・・・・

一般住宅の住人「おはようございます!!今朝は寒かったですよね。布団から出られませんでしたよ」
高断熱住宅の住人「え、え、そうなんですねぇ・・(今日はさむかったんだ・・・)」と言う位の体感の差があります。

【夏】

夏は、断熱材が外の暑さから家を守ってくれます。
厚い断熱が強い日差しに負けないんです。
気温が上がる前に窓を締めれば家の中の涼しさが継続します。
高窓などを付ければ、日中少し開けておくと熱気が溜まらないからより涼しさを保ち易くなります。
本当に暑い日は、エアコンをつけますが冷房の効き方がまるで違います。
すぐに効いちゃう感じです。
だから省エネ。

【まとめ】

断熱性能が高ければ高いほど、夏でも冬でもしっかり働いてくれ、省エネで快適に暮らす事ができるのが高性能住宅なんです。
高断熱住宅の面白語録
『いうならば 家には厚着 人薄着』

投稿者プロフィール

adhouse
「家は施主様にとって一世一代の買物」という言葉がありますが、私はそうは考えていません。



住まいは50年、100年先にも通用する構造の強さと、省エネシステムなどテクノロジーの進化に合わせて設備をアップデートできる仕組みさえ備えていれば、世代を超えて住み継ぐことができると私は考えています。

その子どもたちにまで大切に受け継いでもらいたいと願います。


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