一般社団法人 新木造住宅技術研究協議会(新住協)関西支部有志メンバーで構成するQ1住宅を施工可能な工務店・設計事務所、施工事例、イベント情報が満載

2017年06月17日プロの家づくりコラム

10年後の太陽光買取価格について

いなほ工務店の本(もと)です。
さて 世間ではZEH住宅の普及が進んでいます。国の政策も支援されています。
そこで、問題となるのが太陽光の買い取り価格です。

現在ですと、住宅にて10kw未満の太陽光発電買い取り価格は余剰発電を10年間31円/kwh(出力制御なし)にて買い取りして貰えます。これなら家計は大助かりです。
では、10年後はどうなるの?という質問をよく受けます。
10年後の電力買い取り価格は現在予想にて11円/kwhというのが大方の世間の意見となっています。

では、この根拠は? これは、電力自由化により現在電力は、電力の卸売市場にて取引が行われています。この電力卸売市場において、最近沢山できた電力会社が電力を購入して、皆様に電気を売っているのです。
この電力卸売市場の現在の取引価格が現在約11円/kwhの価格にて取引が行われている為、最低でもこの価格では買って貰えるだろうというのが根拠となっています。
但し、実際の10年後の買い取り価格は、10年後になってみないと解りません。

現在は、電力を太陽光にて発電して、売る事にメリットの比重を置いた政策が数多くありますが、発電した電力をいかに蓄え、いかに使用するかが、今後発展しそうです。
こうしたZEH住宅のあり方とは別に、我々新住協のQ1住宅では、そもそもエネルギーをあまり必要としない家作りを研究、提供しております。
勿論、Q1住宅とZEH住宅の両方を兼ね備えた家も提案可能です。太陽光発電以外の部分の家のスペックについて、Q1住宅はZEH基準を上回ります。
我々新住協は、この手の話をすると止まらなくなります。ご質問はお気軽に!!

投稿者プロフィール

株式会社いなほ工務店 本峰久
本(もと)峰久、大阪府豊中市生まれ、現在神戸市在住、建築、不動産を一筋に2006年に株式会社いなほ工務店を立ち上げました。高気密、高断熱、耐震等基本スペックを守りつつ、「拘りを持った家づくり」だけに縛られることなく、お客様のライフスタイル一番に考える家づくりを目指したいと日々、努力を重ねています。又、新築同様中古住宅のリノべーション、都市型3階建て等も得意としています。私自信、不動産業務も長年行っており、宅地建物取引士や不動産コンサルティング技能も取得していて、不動産にマツワルご相談もお気軽にどうぞ。


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